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Clair Obscur: Expedition 33 - レビュー・評価・同時接続数

Clair Obscur: Expedition 33(クレールオブスキュア)

⭐ 日本語レビュー(1105件)+2

87%
非常に好評
👍 好評 961 (87%) 👎 不評 144 (13%)
平均プレイ時間
61時間
コスパ
¥123/h
実績解除率
10%

💬 共感が多いレビュー

👍 Good
👍
投稿日 2025-12-21
総プレイ時間 54時間

40年以上に渡るJRPGの歴史において無数の作品が世に溢れて尚、このタイトルが際立つ傑作と評価される所以は、グラフィックの精緻さやシステムだけに依るものではない。本作の価値の本質は“おフランスの文化的アイデンティティ”が過去ありえなかったレベルで練り込まれた世界観とテーマと美術設計であり、それを描かんとする徹底した一貫性にある。それゆえに、このJRPGはフランスで生まれフランスで育ち、フランスの価値観を血肉とするフランス人にしか作り得ない無二の個性をもっており、その良質な未体験の刺激は異邦人のプレイヤーの心を掴んで離さない。 ゲームというコンテンツがグローバル化した結果、グラフィックやシステムは、人材とコストと情熱さえあれば世界中どこででも高品質なゲームを創れるようになったと言えるだろう。しかし、その地域に根付いた民族としての感性や歴史、美的感覚や価値観を映した作品は、その土地に生きるクリエイターにしか創造し得ない。だからそんな作品には代えがたい刺激と美しさと価値があるし、『Clair Obscur: Expedition 33』がそれに類する傑作であることは疑いない。 おフランス的でおハイソな芸術を基底とした世界観やシナリオは斬新でありながら、ちょっと鼻につきそうなくらいオシャレな各種設定やデザインや登場人物たちの言動は、日本人が安易に連想するステレオタイプな「文化と芸術の国フランス」「イキった上流文化人を気取ってそうなフランス人」のイメージをまったく裏切ることなく真正面から描写し、尚且つそれを血の通ったリアリティが伴った設定にまで昇華しているのだから、ただ感服するしかない。そのハイソさもイキリ方も本物感があり、上滑りした揶揄に収まっていないのだ。 登場人物の服装はみな例外なくオシャレ極まりなく、崩壊した街並みもまた「美しく壊された廃墟」である。登場人物の多くは当然のように芸術的素養を持っており(これがフランスだと当然なのだろうか?)、みながカジュアルに絵画や音楽やオペラを愛している。魔法でグランドピアノを出して野営地で弾くことに違和感をおぼえる登場人物は居ない。サブイベントでは詩を朗読させられ、バッドセンスな選択肢を選べば罵倒される。人が死んで消えるときには美しい花びらになり風に舞う。決闘は芸術であり、立ちはだかる敵はその服装やデザインだけでなく、モーションや攻撃方法までオシャレだ。敵は空を優雅に舞い、色とりどりの布で身を飾っていたりする。オペラハウスや観覧車、崩壊したエッフェル塔はその周りの見通しのいい異様な光景と黒ずんだ空によく映えるようになっている。それらすべてが、これまたオシャレ極まりないフランス語の歌唱つきのBGMにで彩られる。ゲーム世界に描かれたキレイなファンタジーは数あれど、フランス人の文化的感性という強固な骨格をもって描かれたアートな世界描写は、確かにいままで見たことも無いような、好奇心を刺激するものに仕上がっている。 こういったアートな設定がただ表面的な美術設定に限ったものではなく、シナリオにまで深く根差したものになっている点が、今作でもっとも評価すべき点かもしれない。 「毎年、謎の巨人に死刑宣告を受けた年齢の人が理不尽に消されていく」という不条理で絶望的な設定と、その悲壮感のある探索隊が壊滅するハードなオープニング。そして主人公ギュスターヴが序盤であっさり死ぬという驚きの展開から、徐々に世界の秘密を解き明かしていくも、ペイントレスとの闘いからそれまで積み重ねた考察をひっくり返すこの世界は絵画の中に描かれた仮想現実で、マエルを除く仲間達は絵に描かれた仮想現実のNPCでしかなく、インセプションみたいな絵画世界の中で夫婦喧嘩と親子喧嘩が繰り広げられてるだけだったという事実の発覚は、驚きの展開を通り越して雑な超展開と責められても仕方がないものかもしれない。しかしながら、このゲームを貫く芸術性を何より優先するという演出の姿勢が「あー、これ絵画の中の話なのか。じゃあなんとなく、このアートで理不尽な世界も腑に落ちるかな…」と納得させ得る説得力をもっており、この強引などんでん返しも自分は得心して楽しむことができた。ゲームに限らず、強引な展開に目をつぶらせるのは、作品を貫く背骨たるテーマと信念の強固さだろう。 コマンドRPGとしてのシステム面も(その他多くの海外産JRPGと同じく)キチンと工夫され面白く仕上がっている。 武器毎の特性と多彩なアビリティの設定がどれもピーキーだ。多くのアビリティは「特定条件下で発動する」「能力強化が乗算で重複する」「デメリットの代わりに強いメリットを付与する」というものなので、それらの組みあわせ次第では累積乗算でいろんな“悪さ”を試みるのが醍醐味といえるだろう。無敵の最強アビリティはなく、あれこれ組みあわせながらシステムの抜け目を探し組みあわせして、圧倒的な火力や速攻で“ズルしてるみたいに”敵を殲滅するのがとても楽しく、コマンドRPGの良さを活かしている。 味方の強化が捗るのでヌルゲー化も早くなりそうだが、パリィや回避を強制するバトルバランスのせいで敵の火力インフレも激しく、終盤は殺るか殺られるかの詰将棋的な戦いを強いられるようになってくる。初見で絶対に倒させないようなボスがどんどん出てくる終盤は流石に閉口したが、すくなくともボタン連打のヌルゲーになるよりはマシと言えるバランスだと感じている。批判されがちなパリィ強制バトルも、大物喰いが好きな自分にとっては必ずしも悪いものではなかった。(むきになって無駄な時間を随分過ごさせられたという不快感ももちろんあるが…) RPGとして見た時、欠点も無数にある。 ゲーム全体のテンポ感はとにかく悪く、マップは景色が綺麗なのはいいとしても無駄に歩かされてると感じることが非常に多かった。ダンジョンの正規ルートの分岐が非常にわかりにくいくせに、寄り道ルートにも強力な装備やアビリティが置かれているので、前述のマップの無駄な広さも相まって探索が非常に苦痛だった。イベントも丁寧な演出だが映画のように間を取るシーンが多く、まどろっこしく感じることもままあった。バトルでも終盤の強敵なやけに長い演出のコンボ攻撃など放ってきて、数回パリィをミスるだけで戦闘不能になるにもかかわらず延々と死体蹴りをされる有様でイライラした。 もし次回作があるのならば、より洗練されることを期待したい。 フランス人からすると不本意な見られ方かもしれないが、本作の印象はバンド・デシネ的であると感じる。 JRPGの始祖たる日本製ゲームの匂いと、アメリカが源流といえる近年のリッチでフォトリアルな大規模RPGの特徴も持ち合わせつつ、ではそのパッチワークかというとそうではない。マンガでもアメコミでもない、それぞれの特徴は感じられつつも確かにフランスの血脈を感じられるエンターテインメントに仕上がっているという点がそのように感じさせるのだろうか。 いずれにせよ、長い歴史をもつフランスの文化的感性の引き出しは、まだまだあるだろう。『Clair Obscur: Expedition 33』のヒットをうけて、このような思い切ったフランス的なゲームが沢山出てくることが、今から楽しみんでならない。 そのほか細かい感想 ・冒険するとどんどん肌や服が泥や血で汚れていくシステムは素晴らしい! オシャレで偽物感もあるファンタジー世界の中で、この演出があるだけでも泥臭く死闘を繰り返して冒険してる説得力が出てくる。 ・過去の遠征隊も結構いいところまで行ってて足跡を探すのも楽しい。すべてのグラップルポイントを設置したという69遠征隊・70遠征隊の功績が凄すぎる ・第3章がまるまる自由探索パートというのも良いセンスだ。存分にキャラ強化して、飽きたらすぐにラスボスに突っ込める ・ラストバトルでキャンバスを叩き出されたママが再参戦してからの巨大ネヴロンとペイントレスの大怪獣バトルが面白過ぎる。結局、隠したキャンバスはすぐに見つかってるのもウケる。 ・レイピアが最強武器なのは、日本刀を最強武器にしたがる日本人と同じで、国民性なのだろうか ・仲間キャラとの交流はアッサリしてるように見えて、シエルしかガキんちょがいないメンバー構成ということもあり、たまにツッコミどころのある話が入る。シエルの過去が意外と重い… ・水着がダッセェのもオシャレの国フランスだからだろう。和製JRPGのようにキャラに劣情を煽るような下品さは無いのだ(でもエロMODはたくさんある。需要とは残酷である) ・妻が精神病んで仮想現実に引き籠ったのをやっとの思いで引き剥がしたら、今度は娘がそんな危険な世界に依存しはじめてしまい、ルノワールパパの心労が計り知れない ・謎も多い。エンディングの現実世界においてヴェルソの墓に刻まれた命日が12月33日であったり、そもそも彼が死んだ火事の原因が不明だったりと消化不良感はある。これを余白の情緒として残すのか、続編を出すフリと受け取るのかは判断にやや迷う。

👍
投稿日 2025-12-13
総プレイ時間 4時間

Xboxゲームパスでプレイして一周したが、あまりにも面白かったのでSteamでも再購入。 なお非公式だがXboxからSteamにセーブデータ移行ができる。以下の記事参照。 (自分は問題なく動作しているが、公式サポートではないのであくまで自己責任でお願いします) https://steamcommunity.com/app/1903340/discussions/0/592895445665061488/ 世界観・ストーリー・音楽・グラ・システム・戦闘のすべてが超高水準の作品。 戦闘はSEKIROのような「相手の攻撃に合わせてパリィ(もしくはドッヂ)を入力する」システムがコマンドバトルに融合した物で基本的なアクション性や難易度はやや高い。一方でJRPGの要素も十分に踏襲されており属性攻撃・バフ・デバフなどのコンボで大ダメージを与えたりも可能で、レベル上げやビルドを考える楽しさも同時に存在する。(このアクション性とJRPGのブレンドが素晴らしい)あと難易度調整もあるよ。 ぜひ手に取ってみてほしい一作

👍
投稿日 2026-01-19
総プレイ時間 26時間

FFが歩むべきだったゲーム制を体現してくれたゲーム。ターン制なのに退屈しない操作感、広すぎず狭すぎずな丁度いいマップと自由度。そしてなにより想像のつかないワクワクするゲームストーリーに美麗で豪華なキャラクター、背景、音楽。記憶に残ること間違いなし。 生成AI嫌悪派の人たちがワーワー騒いでるのが気になる人もいるかもしれないが、まじでどうでもいい、やってみたら後悔なし

👎 Bad
👎
投稿日 2025-12-18
総プレイ時間 42時間

ゲームシステムがいい意味で複雑で楽しいのにムービーが長すぎる ムービーが終わったと思ったらムービー ってのが多すぎてモチベが保てません JRPGよりFFライクって言われてた意味がわかった

👎
投稿日 2025-12-21
総プレイ時間 9時間

下手に生成AIを使うゲームはいただけない。地雷を踏み抜かれた気分です。

👎
投稿日 2025-12-21
総プレイ時間 17時間

私は嘘つきが嫌いだ 他者を出し抜く為ドーピングを行う者も、勿論嫌いだ 私の直観は本作に微塵も興味を示さなかった それでも購入したのはアワードでの受賞を果たした者への最低限の儀礼のつもりだった TGAは被害者なのか?それも怪しい GOTYへの信頼を保つ気があるなら、即時はく奪が妥当だろう 内容は糞つまらなくて最後までプレイするか微妙だったが 制作物へのリスペクトを持たなければと耐えている最中のニュースだった だが嘘つきに払うリスペクト等無い 彼らの発言に今後一切の信頼は無い JRPGへのリスペクトなる発言にも信用は無い 今後の作品にも勿論期待しない 不誠実さによって得たものと引き換えた代償の大きさに震えて眠るがいい 私は真摯に作品と向き合うスタジオを応援している

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価格推移

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💻 スペック情報

最低
  • 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
  • OS: Windows 10
  • プロセッサー: Intel Core i7-8700K / AMD Ryzen 5 1600X
  • メモリー: 8 GB RAM
  • グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1060 6 GB / AMD Radeon RX 5600 XT 6 GB / Intel Arc A380 6 GB
  • DirectX: Version 12
  • ストレージ: 55 GB の空き容量
  • 追記事項: SSDが必要です。最低スペックは1080p 30FPSの低設定ゲームプレ
推奨
  • 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
  • OS: Windows 11
  • プロセッサー: Intel Core i7-12700K / AMD Ryzen 7 5800X
  • メモリー: 16 GB RAM
  • グラフィック: NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8 GB / AMD Radeon RX 6800 XT 16 GB
  • DirectX: Version 12
  • ストレージ: 55 GB の空き容量
  • 追記事項: SSDが必要です。推奨仕様により、1080p 60FPSの高設定でのゲームプレイが可能です。

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※ 価格などの最新情報はSteamストアページにて改めてご確認ください。
Clair Obscur: Expedition 33

Clair Obscur: Expedition 33

第33遠征隊のメンバーを率い、死を描き続けるペイントレスを打倒せよ。ベル・エポックのフランスをモチーフにした驚異の世界を冒険し、リアルタイムで進行するターン制RPGでユニークな敵と戦おう。

¥ 7,480
コストパフォーマンス ¥123/h
※平均プレイ時間から算定
Steamで詳細を見る
日本語UI対応
開発元Sandfall Interactive
パブリッシャーKepler Interactive
発売日2025年4月24日
発売ステータス発売中
日本語レビュー非常に好評 (87%)
全体評価圧倒的に好評 (96%)
Metacritic91
Steam同接12,047 +65% (7d)
フォロワー302,686人 ★★★★★
平均プレイ時間61時間
コントローラーフルサポート
対応OSWindows
ジャンルアクション, RPG
公式サイトリンク ↗
カテゴリ
シングルプレイヤーSteam実績フルコントローラサポートテキストサイズの調整カスタム音量調整難易度の調整ステレオサウンド字幕オプションサラウンドサウンドSteamクラウドファミリーシェアリング
対応言語
英語*, フランス語*, イタリア語, ドイツ語, スペイン語 - スペイン, 日本語, 韓国語, ポーランド語, ポルトガル語-ブラジル, ロシア語, 中国語(簡体字), 中国語(繁体字), チェコ語, インドネシア語, スペイン語-ラテンアメリカ, タイ語, トルコ語, ウクライナ語, ベトナム語
*フル音声対応言語
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