日本語のレビューが見当たらなかったので、動作報告も兼ねて投稿します。 もっと筆の立つ方はいくらでもいるでしょうが、私も本作の強火なファンを自認していますので、できる限りネタバレを避けつつ、未見の方の購入判断の助けになればと思い書きます。 ※投稿者はディスク販売された旧版をプレイ済みです。Steam版についても2時間ほどプレイした時点では特に動作上の問題は確認していないため、レビュー本文は主に旧版の内容をベースにしています。 システム設定やUI・UXまわりは旧版から格段に進歩しており、現行環境でプレイするなら文句なしでこちらをおすすめできます! 不具合に遭遇したら、まずレビュー欄ではなくサポートページに書こうね 虚淵玄の処女作にしてマスターピース 本作はニトロプラスの記念すべき第1作にして、『PSYCHO-PASS サイコパス』『魔法少女まどか☆マギカ』『Fate/Zero』などで知られる虚淵玄氏のデビュー作でもあります。 個人的な「ここすき」ポイントを挙げればきりがないのですが、中でも触れておきたいのが、有名な殺し屋映画・アクション映画からの引用やオマージュがふんだんに盛り込まれていることです。 リュック・ベッソン監督の『ニキータ』『レオン』、ジョン・ウー監督の『男たちの挽歌』など、往年の名作映画を思い起こさせる設定や展開が随所にちりばめられています。 とはいえ、それらを単純になぞっているわけではありません。 さまざまな映画から抽出したモチーフを、美少女ゲーム/ADVというフォーマットの中で組み直し、一つの作品として高いレベルで再構成しているのが『Phantom』の面白さだと思います。 以前AIとこの作品について話していた際に出てきた表現を借りるなら、 『Phantom』は、虚淵玄が好きだった映画を美少女ゲームという容器の中で再編集した“殺し屋映画ベストアルバム” みたいな感じです。 後年の虚淵作品にも見られる、「既存のフィクションやジャンル作品を下敷きにし、その魅力を別の形に組み替える」というスタンスは、すでにデビュー作の『Phantom』からかなりはっきり表れています。 ついでに言えば、恋愛ADV――いわゆるギャルゲーとして作った作品なのに、当時セールスポイントとして押し出していたのが「銃器とフェラーリF40の3Dモデル」と「膨大なテキスト量」だったらしいあたり、ニトロプラスって昔から変な会社だったんだなって このように、シナリオライター自身がそもそも「引用・オマージュ多め」の作風なので、何かに似ているものを見つけるたびに「あれのパクリだ!」と短絡的に捉えてしまう方には、あまり向かない作品かもしれません。 逆に、そうした引用元を探したり、「この要素をこう料理したのか」と楽しめる人にはかなり刺さると思います。 もちろん元ネタをまったく知らなくても問題ありません。 名作映画の面白さを生んでいた要素を抽出し、一本の物語として成立するよう調理しているので、純粋にクライムサスペンス/殺し屋ものとして楽しめる人も多いはずです。 旧版から追加されていた、アニメ版オリジナルの虚淵氏書き下ろしエピソードに加え、アニメ版の結末に相当するエンディングまで今回のSteam版にも勿論収録されています。 旧版を知っている人にとっても、単なる移植ではなく「今あらためて遊ぶ理由」がきちんとある版になっています。 まあ、アニメルートについては個人的にはちょっと蛇足感あるけど
Phantom PHANTOM OF INFERNO NITRO ARCHIVE - 日本語レビュー3件・全言語レビュー102件・評価・同時接続数
⭐ 日本語レビュー(3件)
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10/10 ハードボイルド美少女ゲームの金字塔 2000年発売の原作は、 きな臭い裏社会の抗争やリアルな銃器CGを美少女ゲームに持ち込み、 ジャンルに革新をもたらした知る人ぞ知る隠れた名作。 Steamにあるこのバージョンは、そのリメイクのリメイクのリメイクというべきもの。 このゲームのリメイク遍歴はかなり複雑だが、主なものをざっと整理するとこうなる。 2000年オリジナルPC版:Hシーンあり、ボイスなし 2001年DVD版:Hシーン全カット、ボイス追加。それ以外は、オリジナルと同じ。 2003年PlayStation2版:DVD版のPlayStation移植、内容もまったくDVD版と同じ。 2004年第二次PC版:オリジナル版を基に新エンディングや新CGを追加。Hシーンあり、ボイスなし。このバージョンだけ、ゲームタイトルが「Phantom -PHANTOM OF INFERNO」ではなく、「Phantom INTEGRATION」となっている。 2012年Xbox版:シナリオは新エンディングを追加した04年PC版がベース。TVアニメを基にキャラクターデザイン、グラフィックを全面刷新。Hシーン全カット、ボイスあり。 2013年第三次PC版(=このSteam版):Xbox版のPC移植。内容は全く同じ。 おれはオリジナル版と04年PC版を最もよく遊んできたが、 その理由は単純に、おれが紛れもなく変態だからだ。 「ボイスか、Hシーンか、一つだけ選べ」と言われれば、 おれは、寸分の迷いもなくHシーンを選び取る。 この選択は「オートマチックか、リボルバーか、選べ」という ゲーム内の問題よりは簡単だろう。 そもそも、声なんていうのは、 妄想によっていくらでも補完可能だ。 それくらいの能力もないようでは、立派な変態なんてとても務まるものではない。 「それならHシーンも妄想によって補完可能ではないか」 というツッコミは受け付けないからやめたまえ。 さらにいえば、ハードボイルドな物語にHは付き物だ。 我々は、濡れ場のない007を想像することはできない。 ゆえに、おれは一つの根本問題を提起したいのだが、 ハードボイルドからHを取り除いたら、いったい何が残こるというのだ! それに、アニメの絵柄よりも、原作の絵柄のほうがずっと良い。 これは、決して好みの問題ではない。 おれは確信を持って言っているのだが、 原作の絵柄のほうがずっと凛としていて、かっこかわいい仕上がりとなっている。 たとえば、アインのセーラー服姿の絵柄を見比べてみれば、一目瞭然だ。 アニメのアインの絵柄は、かわいいだけで、かっこよさは皆無だ。 それに対して、04年PC版のパッケージの絵を見ろ。 マグナム弾が装填されたオートマグを両手に提げ持ち、 いい感じにしゃがんだポーズを決め込んでいるセーラー服少女がアインだ。 雲泥の差ではないか! こればかりに関しては異論を認めないから、反論してくるな。 以上のこれ以上ない正当な理由により、 オリジナル版あるいは04年PC版ではなく、 Xbox版をSteamに移植してくるのは、ほんまセンス悪いとしか言いようがない。 ま、それはニトロプラスが悪いというよりも、 時代とSteamというプラットフォームの制約によるものだ。 いつか、INTEGRATIONも移植してほしいわけだが、難しいだろうな。 なにせ、Hシーンに出てくるある女の子は、年齢的にやばいからな。 成年と明記しておけば、なんとかなりそうな気配もするが、 はっきりいって、誰がどうみても未成年だ。 ま、とりあえず、なにかしら移植してくれただけでも良しとしよう。 このゲームに『ニキータ』とか『レオン』といった 90年代のフランス映画の影響がみられる、 という指摘はもはやクリシェとしかいいようがないくらい繰り返されてきた。 ま、それは間違っていない。 銃をぶっ放す冷徹な美少女はいつだって、魅力的なのだ。 ただ、日本の美少女ゲーム業界においては、 このゲームが現れてはじめて、その事実を認識することができた。 ハードボイルドなかっこかわいい美少女ゲームがもっと増えてほしいと思う。 それが、我が変態生涯における切なる願いの一つなのだ。
約15時間くらいで、全ED回収済み。 色んな条件で、かなり細かく分岐するので、攻略難度は高め。 自分は、8割くらい自分で全力攻略して、残りのよく分からなかったEDは、攻略情報を参考にしました。 NITRO ARCHIVEとしての攻略情報的なのは、まだ分からなかったので、過去発売されたPC版やXbox360版の情報を自分でかき集めて、やってました。 良かった点 アニメ的でも映画的でもあるビジュアル。 読みやすい文体。 BGM、サウンドなどの演出面。 悪かった点 複数分岐していく中で、同じような話の流れが複数キャラにあった。全くもって、見たことのあるイベントなのに、今回は違うキャラが取っている行動になるので、スキップも出来ない。(割と色んなビジュアルノベルにありがちだけど、あまり好きではない。この部分、言葉で説明がしにくいので、伝わってなかったら申し訳ない。) やっぱり、全体のボリュームは短い。自分的には割とのんびり進めて、この15時間が全ED回収にかかった時間なので、早い人はもっとテンポよくクリアできる。 全実績回収は、だいぶめんどくさそう。銃コンプっていうやつね。 総評 ゲーム版初見でも、めっっっちゃ面白いです。 価格以上には、楽しめました。 ニトロプラス作品に、外れなし。(個人的には)
👎 Bad
📊 推移
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🎮 配信者情報
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💻 スペック情報
- 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 11
- プロセッサー: Core i5以上
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: DirectX 11以降に完全対応したピクセルシェーダ4.0以上のビデオシステム 1GB以上
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 4 GB の空き容量
- サウンドカード: XAudio2に対応したPCM音源
- 追記事項: モニタ:1920×1080 32ビットTrueColor ※画面サイズは変更可能
- 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 11
- プロセッサー: Core i7以上
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: 外部ビデオボード 1GB以上
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 4 GB の空き容量
- サウンドカード: XAudio2に対応したPCM音源
- 追記事項: モニタ:1920×1080 32ビットTrueColor ※画面サイズは変更可能
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ニトロオリジンの原点作品であるハードボイルドADV『Phantom PHANTOM OF INFERNO』がSteamに登場! ――渦巻く陰謀。銃弾の嵐。 その直中で紡がれる、哀切な少年と少女の物語。
*フル音声対応言語







